職人が何故社内SEになったのか
今回は、私がなぜ社内SEになったのか。
その経緯を話そうと思います。
職人に未来はないな・・・と感じた。
[caption id="attachment_112" align="alignnone" width="1024"] Hans / Pixabay[/caption]
10代の頃から職人になり始めはなかなか金になりとてもやりがいを感じていたが、建設業の中でも自分がやっていた職種はかなり辛く70~80Kgの物を一人で担ぎ何mも歩いたりするような仕事内容でした。(上記画像のような鉄筋をかついでいました)
体の異変('_')
[caption id="attachment_113" align="alignnone" width="300"] fatso_steps / Pixabay[/caption]
仕事を始め4年くらいが過ぎ、中腰で作業することが多い職種なので徐々に腰が悪くなっていき座っていても激痛を感じるほどになっていました。
そのころから「ずっと職人を続けるのは無理だな」と思うのと同時に将来への不安も大きくなっていきました。子どもをちゃんと育てられるのか。老後は安心して暮らしていけるのか。などそうして少しづつ転職しようと考えていました。
仕事をして6年後、遂に会社を辞める
[caption id="attachment_114" align="alignnone" width="1024"] Free-Photos / Pixabay[/caption]
家の更新の時期が近づいてくる中、妻の地元に引っ越しをするかまだここに住み続けるかを迫られ私は引っ越しを決断いたしました。
引っ越し=会社を辞めるの考えだった私は後日親方に辞める旨を伝えました。
ここでやはりあるあるなのが、『給料上げるからやめないでくれ』でしたね(笑)
私は、職長として働いていたので忙しい時期に辞めてほしくはなかったのでしょうが、私の意志は固く会社を辞めました。
そこから知り合いの人のところで日払いで働きながら転職活動をしました。
転職活動の難しさ
私は中卒で働いていたので面接の仕方も綺麗な言葉遣いも知りませんでした。
転職活動でかなり苦労しましたので苦労したことをいくつかご紹介したいと思います。
応募資格 高卒以上
[caption id="attachment_115" align="alignnone" width="1024"] Free-Photos / Pixabay[/caption]
一番はここですね(笑)まあ、自業自得なのでしょうがないですが高卒以上で応募していることがほとんどなので
そこでかなり少数に絞られてきちゃいました。
SEだと、何かしらの言語をできるとか専門性が高いスキルが求められていました。
そう考えると今の会社が雇っていただけたので感謝しかありません。
面接に向かう服装
[caption id="attachment_116" align="alignnone" width="1024"] TeroVesalainen / Pixabay[/caption]
面接に行くのに皆さんスーツを着ていくと思われますが、
恥ずかしい話私はスーツを持っていませんでした(笑)
なので、一式揃えなければいけなかったし、どんなスーツを買っていいかもわかりませんでした。
ネクタイも、結ぶのにかなりの時間を要しました(笑)
転職しようか悩んでいるそこのあなた!
今の若い人の口から必ず出るセリフ
- 今の会社クソだわ
- いつかやめる
- 他にやりたいことあるんだよね
こんなセリフ一度は聞いたことがありますね。
私がなぜこんなあっさりと転職を決めたかというと
思い立ったが吉日
善は急げ
だと思っているからです。
正直、職人は30過ぎてから未経験で働き始めるというのはザラにあるので
もし、転職活動に失敗しても職人に戻れば家族は養えるので気は楽でした。
しかし、結婚もしておらず手に職がない人も転職したいなら今すぐするべきです。
世の中案外うまくいくようにできています。
私も、妻の両親に多額の借金をしていた時期もありました。
しかし、人間って何歳からでもいつでも変われる生き物なのです。
なので、もし転職しようか悩んでいる方がいたら
なにかアクションを起こしてみましょう。
自分で道は作れます